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京阪奈の地元民ならではの奈良と京都南部の隠れたスポット・おすすめ情報をご紹介していきます。

色々な夢が集う山中異界の生駒山

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遊園地、電波塔、山岳宗教、様々なパワーが入り交じる空間です。

 

生駒山の電波塔

奈良県大阪府の境目に位置する生駒山は、ちょっとした異次元スポットです。両県の平野部を一望のもとに見下ろせることから、テレビ局をはじめ多くの放送事業者の電波塔が建ち並んでいます。その数はかなり過剰で、なんだか宇宙と交信できそうなくらいのニョキニョキ感があります。それが、隣接する山上遊園地「スカイランドいこま」のアトラクションと組み合わさることで、近未来的な景観を生み出しています。ちなみに一番高いところにある電波塔はNHKとのことで、優先的によい場所が割り当てられているのでしょうか。

 

宝山寺山岳信仰

生駒山は古くから山岳信仰の対象となった霊山でもあり、江戸時代以降は山腹にある宝山寺が商売繁盛の神様として「聖天さん」の愛称でも親しまれています。そして、人が多く集まるところには商店街ができるもので、参拝客を相手にするお土産屋やお食事処、宿泊施設などの店が多く作られています。古くからありそうなレトロな店構えの建物がとにかく多く目につきます。

宝山寺

宝山寺の参道

生駒鋼索線

電波に宗教となんだかとても面白そうなキーワードが次々と登場する生駒山。そんな様々なパワーが入り交じる空間へと導いてくれるのが、1918年に日本で最初に設置されたケーブカーの生駒鋼索線です。これがまた夢の国からやってきたようなファンタジーな装いをしているのでおもしろいです。日本で一番歴史ある鋼索鉄道の現役車「ミケ」。他にも犬の「ブル」や、ケーキをイメージした「スウィート」、音符が描かれた「ドレミ」と、ファンシーなラインナップです。

 

生駒山上遊園地

訪れた当日の行程は、まず麓の鳥居前駅から宝山寺駅へ行きます。一度そこで乗り換えて、遊園地「スカイランドいこま」の入口でもある生駒山上駅へ行きました。合計2000m以上という営業距離は日本一の長さです。通称生駒山上遊園地は、外界から隔絶された山上の遊園地で轟音を響かせるジェットローラーなどがあります。1人で乗っていたお客さんも、見た目がサラリーマンで、平日であったこともあり、なんだか異次元な感じがする人でした。

多くの人々の信仰を集めた霊山は、21世紀の現在、より混沌の度合いを深めているように思えました。


アクセス

山上遊園地へは

【車】 信貴生駒スカイラインを利用

【電車】生駒山ケーブルカー「生駒山上駅」を利用

【住所】スカイランドいこま奈良県生駒市菜畑2312-1